【測量士】過去問準拠 予想演習 問015 解説|思考ルート
我が国の測地成果の基準となるJGD2011の改定運用およびITRF座標系との関係に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.015
我が国の測地成果の基準となるJGD2011の改定運用およびITRF座標系との関係に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
日本国内の基準点の座標は、プレートテクトニクスによる地殻変動によって常に変化しているため、測地成果2011(JGD2011)は一切の変動を含まない静的な世界測地系であり、時間経過による座標の更新作業は永久に不要である。
JGD2011は、ITRFに基づいて構築された世界測地系であり、我が国の国としての三次元位置の基準を統一的に与えるものである。
GNSS測量等の成果をJGD2011の系に統合するためには、観測epochに応じた座標値を求めるためのセミ・ダイナミック補正用パラメータファイルが利用される。
従来の日本測地系(旧測地系)は局所的なベッセル楕円体を基準としていたが、世界測地系への移行により地球全体を統一的に表現できる地心直交座標系ベースへと刷新された。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 1
■【設問の意図と背景】
JGD2011と地殻変動の関係について、用語の定義や「変動しない」という誤った思い込み(因果関係・前提の罠)を突く。
■【正解の根拠とメカニズム】
我が国は活発なプレート境界に位置するため地殻変動が継続しており、JGD2011は特定の元期(2011年)における座標を定めているものの、実際の観測時点では変動を補正する必要がある。「永久に更新が不要」とする記述は事実と異なり不適切である。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:変動しないため更新不要とする記述は誤り(正解選択肢)。
・選択肢2:ITRFに基づいて構築されているため正しい記述。
・選択肢3:セミ・ダイナミック補正を利用するため正しい記述。
・選択肢4:旧測地系と世界測地系の違いを正しく述べており正しい記述。
■【本番での即断ポイント】
「日本国内の基準点は動かない・更新不要」といった極端な記述は、地殻変動国である我が国の測地制度において確実に誤り。
スマホで全100問をランダム演習・弱点管理しませんか?
「思考ルート」のWeb演習アプリなら、測量士をはじめとする難関資格の過去問準拠・予想演習を、スマホやPCで100問まで完全無料でお試し演習できます。