【測量士】過去問準拠 予想演習 問017 解説|思考ルート
GNSS測量機を用いて電子基準点のみを既知点として1級から4級までの基準点測量を実施する場合の原則と例外規定に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.017
GNSS測量機を用いて電子基準点のみを既知点として1級から4級までの基準点測量を実施する場合の原則と例外規定に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
電子基準点のみを既知点として用いる場合、既知点での従来の現地観測による点検が不要となるため作業時間を大幅に短縮できるが、既知点の数が少数となるため測地成果の不整合には十分注意する必要がある。
異なる機種のアンテナを組み合わせて観測および基線解析を行う場合は、アンテナ位相中心変動補正を行うことが原則として必須である。
同一機種のアンテナを使用する場合であっても、高精度なスタティック法による基準点測量においては、原則としてアンテナ位相中心変動補正を行うものとされている。
GNSS水準測量においては、標高を直接求める特殊な測量手法であるため、アンテナ位相中心変動補正やセミ・ダイナミック補正を一切適用せずに生データをそのまま用いて網平均計算を行うことができる。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 4
■【設問の意図と背景】
GNSS測量における各種補正の適用原則と、例外規定や誤りやすい実務上の条件を正しく把握しているかを問う。
■【正解の根拠とメカニズム】
GNSS水準測量においても、標高を正確に決定するためには、アンテナ位相中心変動(PCV)補正や、観測時点の地殻変動を考慮したセミ・ダイナミック補正の適用が不可欠である。「補正を一切適用しない」とする規定はなく、選択肢4の記述は完全に不適切である。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:電子基準点のみを利用するメリットと注意点(不整合への配慮)を述べており適切。
・選択肢2:異機種間アンテナ使用時のPCV補正の必須性を述べており適切。
・選択肢3:同一機種であってもスタティック法では原則としてPCV補正を行うため適切。
・選択肢4:補正を一切行わないとする記述は誤りであり、正解となる。
■【本番での即断ポイント】
「GNSS水準測量だから補正が不要」というような、特定の測量手法で例外的に補正を省略できるとする記述を見抜くことが即断のポイント。
スマホで全100問をランダム演習・弱点管理しませんか?
「思考ルート」のWeb演習アプリなら、測量士をはじめとする難関資格の過去問準拠・予想演習を、スマホやPCで100問まで完全無料でお試し演習できます。