【測量士】過去問準拠 予想演習 問025 解説|思考ルート
トータルステーション(TS)を用いた基準点測量における観測終了後の水平位置の点検および閉合差点検の実施に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.025
トータルステーション(TS)を用いた基準点測量における観測終了後の水平位置の点検および閉合差点検の実施に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
異なるセッションや路線網の組合せによる最少辺数の多角形の環閉合差を計算し、観測データに系統的な歪みや粗村誤差が含まれていないかを点検する。
点検路線の選定にあたっては、図形全体の点検漏れを防ぐため、閉合環を形成しない枝状の路線のみを点検路線として選定し、網全体の検証を完了させる。
重複する基線ベクトルや既知点間の較差を計算し、あらかじめ定められた許容範囲内に収まっていることを厳密に確認する。
点検計算の結果、許容範囲を超える閉合差が検出された場合には、該当する路線の再測や観測データの見直しを行い、網平均計算への入力を保証する。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 2
■【設問の意図と背景】
点検測量における路線選定の原則と例外、およびネットワーク構造の閉合条件に関する深い理解を問う実戦問題。
■【正解の根拠とメカニズム】
点検計算では網全体の幾何学的閉合や誤りの検出を行うため、閉合環(ループ)を形成する路線を点検対象とする必要がある。枝状の路線(閉合環を作らない路線)では環閉合差を計算できないため、点検路線として適切ではない。したがって、「枝状の路線のみを点検路線として選定する」とする記述は不適切である。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:最少辺数の多角形の環閉合差による点検は標準的な手順であり正しい。
・選択肢2:枝状路線では環閉合差が計算できず点検の目的に反するため不適切。
・選択肢3:重複基線や較差の点検は品質確保に不可欠であり正しい。
・選択肢4:許容範囲超過時の再測措置は品質管理上の鉄則であり正しい。
■【本番での即断ポイント】
「環閉合差の点検には閉合環(ループ)が必要であり、枝状路線では閉合しない」という幾何学的制約を思い出すこと。
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