【測量士】過去問準拠 予想演習 問027 解説|思考ルート
トータルステーション(TS)を用いた1級から4級までの基準点測量における光波距離測定の作業手順および気象測定に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.027
トータルステーション(TS)を用いた1級から4級までの基準点測量における光波距離測定の作業手順および気象測定に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
距離測定を行うにあたっては、1視準1読定を1セットとし、原則として2セット行うこととされている。
気象補正に必要な気温および気圧の測定は、TSを整置した観測点において、原則として距離測定の開始直前または終了直後に行う。
気温の測定は、温度計を直射日光を避け、かつ地表の影響を受けにくい位置に保持して読み取る必要がある。
気圧の測定は、観測点における高度の変化に関わらず、国土地理院が発表するその日の平野部の平均気圧をそのまま適用すればよく、現場での気圧計による実測は省略できる。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 4
■【設問の意図と背景】
現場における気象測定の正確な実施手順と、省略規定の有無に関する実務上の誤りを突く。
■【正解の根拠とメカニズム】
光波距離測定の気象補正では、電磁波の伝播に直接影響する現地の正確な気温と気圧が必要不可欠である。特に気圧は標高によって大きく変化するため、平野部の平均値で代用することはできず、観測点ごとに気圧計等を用いて実測しなければならない。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:1視準1読定を1セットとして原則2セット行う規定に合致し正しい。
・選択肢2:気象測定のタイミングとして距離測定の直前・直後に行う規定に合致し正しい。
・選択肢3:日射熱や地表からの輻射熱を避けて気温を測定するという現場の注意点に合致し正しい。
・選択肢4:現場での気圧実測を省略して平野部の平均気圧で代用することは許容されておらず不適切である。
■【本番での即断ポイント】
気圧や気温は現場の高度やその場の気象条件を正確に反映させる必要があるため、「現場での実測を省略できる」という記述は常に誤りと判断する。
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