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【測量士】過去問準拠 予想演習 問029 解説|思考ルート

トータルステーション(TS)を用いた結合多角方式や多角網方式による基準点測量において、観測終了後に行う点検計算および路線選定に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。

予想演習 No.029

トータルステーション(TS)を用いた結合多角方式や多角網方式による基準点測量において、観測終了後に行う点検計算および路線選定に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 観測値の点検計算では、異なるセッションの組合せによる最少辺数の多角形の環閉合差、あるいは重複する基線ベクトルの較差を計算し、誤差の混入をチェックする。

  2. 点検路線を選定するにあたっては、図形全体の点検漏れが生じないよう、ネットワーク全体を網羅する適切な閉合環や路線を漏れなく選択する必要がある。

  3. 閉合環を形成しない枝状の路線のみを点検路線として選定すれば、ネットワーク全体の幾何学的強度やすべての測点の誤謬を十分に点検することができる。

  4. 水平位置の点検および標高の閉合差による点検計算を通じて、観測作業中の器械の据付け不良や読定ミス、不規則な誤差の有無を厳密に検証する。


正解と解説(思考ルート)

【正解】 選択肢 3

■【設問の意図と背景】

基準点測量における点検計算の目的と、点検路線の適切な選定方法に関する工学的根拠を問う。

■【正解の根拠とメカニズム】

測量網の点検において、閉合環を形成しない枝状の路線では、その先にある測点の誤差や路線自体の異常を検出できても、ネットワーク全体の閉合性や幾何学的矛盾を検証することはできない。網全体の点検には閉合環を形成する路線が必要不可欠である。

■【各選択肢の徹底検証】

・選択肢1:異なるセッションの組合せや重複辺による点検の仕組みを述べており適切である。

・選択肢2:図形全体の点検漏れを防ぐために網羅的な路線選定を行うことは正しい。

・選択肢3:枝状の路線のみではネットワーク全体の閉合性を検証できないため不適切である。

・選択肢4:閉合差による点検計算の目的である誤謬や据付不良の検証を正確に述べており適切である。

■【本番での即断ポイント】

点検は「環(ループ)」を形成して初めて誤差が検出できるため、「枝状の路線のみで全体が点検できる」という記述は明らかに誤りであると即断する。

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