【測量士】過去問準拠 予想演習 問043 解説|思考ルート
直接水準測量における誤差要因、施工上の注意点および現場での不具合対策に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.043
直接水準測量における誤差要因、施工上の注意点および現場での不具合対策に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
レベルの三脚は、地盤の沈下や風による揺れを防ぐため、堅固な場所に深く足場を押し込んでしっかりと立てる必要がある。
標尺付属水準器がない標尺を使用する場合は、標尺を前後にゆっくり動かして読定値が最小となるところを読み取る。
夏期の日中における強烈な日差しの中では、地表付近の激しいカゲロウ(大気密度変動)による視準線の乱れが生じるため、下方の目盛りの読定を避けるか作業を中断するなどの配慮が必要である。
地球の曲率および大気屈折の影響を完全に排除するためには、観測時のレベルの設置位置を常に後視標尺の真横に極めて近づけて配置しなければならない。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 4
■【設問の意図と背景】
直接水準測量の現場施工における実務上の注意点、誤差対策、および物理的制約についての深い理解を問う。
■【正解の根拠とメカニズム】
地球の曲率および大気屈折の影響を排除するための原則は、前視標尺と後視標尺を結ぶ直線上の中央(すなわち前後視距離が等しい位置)にレベルを整置することである。後視標尺の真横に置くのでは前後視距離が大きく異なり、曲率・大気差を消去できないため不適切である。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:三脚の安定確保は観測の基本であり正しい。
・選択肢2:標尺を前後に動かして目盛りが最小(垂直時)になるところを読む手順は正しい。
・選択肢3:カゲロウ対策として下方読定の回避や作業中断を行う判断は実務上正当である。
・選択肢4:レベルを後視標尺の真横に置くのではなく、前後視の中央に置く必要があるため誤り。
■【本番での即断ポイント】
曲率・大気差消去の条件は「前後視距離の等値(中央整置)」であり、一方に極端に寄せる配置はすべて誤りと見抜く。
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