【測量士】過去問準拠 予想演習 問053 解説|思考ルート
デジタル航空カメラを用いた写真測量における地上画素寸法(GSD)の物理的メカニズムと計算に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.053
デジタル航空カメラを用いた写真測量における地上画素寸法(GSD)の物理的メカニズムと計算に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
地上画素寸法(GSD)は、撮影高度を高くすると小さくなり、カメラの画面距離(焦点距離)を長くすると大きくなるという反比例の関係にある。
地上画素寸法 s は、撮影高度を H 、画面距離を f 、カメラの受光素子(ピクセル)の物理的寸法を d とするとき、s = (H / f) × d の式により算出される。
受光素子のサイズが同一のカメラを使用する場合、画面距離が長いレンズに交換して同じ高度で撮影を行うと、GSDはより細かくなり(値が小さくなり)、地上物の詳細な形状が識別しやすくなる。
撮影高度が一定の条件下において、受光素子の物理的サイズがより微細な(ピクセルピッチが小さい)センサを採用したデジタルカメラに変更すると、GSDは小さくなり高解像度の画像が得られる。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 1
■【設問の意図と背景】
写真測量における解像度の基礎である地上画素寸法(GSD)の計算式とその物理的メカニズムを深く理解しているかを問う。
■【正解の根拠とメカニズム】
公式 s = (H / f) × d から明らかなように、GSD(s)は撮影高度(H)に比例し、画面距離(f)に反比例する。したがって、「撮影高度を高くすると小さくなり、画面距離を長くすると大きくなる」という記述は、比例・反比例の関係が完全に逆転しており物理的に誤りである。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:高度を高くするとGSDは大きくなり、焦点距離を長くするとGSDは小さくなるのが正しい物理現象であるため、本記述は誤り。
・選択肢2:GSDの正確な算出式を示しており正しい。
・選択肢3:画面距離(f)を長くすると分母が大きくなりGSD(s)が小さくなる(細かくなる)ため正しい。
・選択肢4:素子寸法(d)が小さくなるとGSDが小さくなるため正しい。
■【本番での即断ポイント】
「高度を上げれば地上が広く見える=画素も粗くなる(GSDが大きくなる)」という直感的な物理現象と式を照らし合わせ、「高度を高くしてGSDが小さくなる」という記述を瞬時に見抜く。
スマホで全100問をランダム演習・弱点管理しませんか?
「思考ルート」のWeb演習アプリなら、測量士をはじめとする難関資格の過去問準拠・予想演習を、スマホやPCで100問まで完全無料でお試し演習できます。