【測量士】過去問準拠 予想演習 問073 解説|思考ルート
我が国の平面直角座標系およびガウス・クリューゲル投影に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.073
我が国の平面直角座標系およびガウス・クリューゲル投影に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
平面直角座標系の投影法として採用されているガウス・クリューゲル投影は、回転楕円体を平面に正角に写す横軸メルカトル図法の一種である。
平面直角座標系の各系における原点での縮尺係数は1.0000であり、中央子午線上のどこであっても実距離と投影後の距離は完全に一致する。
中央子午線から東西に約90キロメートル離れた地点において、縮尺係数がちょうど1.0000となり、この線より外側では縮尺係数が1より大きくなる。
平面直角座標系を用いた測量計算においては、測量された距離を地上値から投影面上へ換算するため、縮尺係数を用いた補正を行う必要がある。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 2
■【設問の意図と背景】
ガウス・クリューゲル投影における縮尺係数の空間的変化および原点における厳密な数値基準を問う。
■【正解の根拠とメカニズム】
我が国の平面直角座標系では、中央子午線上の縮尺によるひずみを全体的に均等に分散させるため、原点(および中央子午線上の大部分)における縮尺係数を1.0000ではなく0.9999に設定している。したがって、原点であっても実距離と投影距離は一致しない。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:横軸メルカトル図法に基づく正角図法であり適切。
・選択肢2:原点での縮尺係数が0.9999であるため「1.0000であり一致する」とする記述は不適切。
・選択肢3:中央子午線から約90km離れた地点で縮尺係数が1.0000になり、さらに離れると1より大きくなり適切。
・選択肢4:地上距離を投影面上に正しく反映するため縮尺係数による補正が必要であり適切。
■【本番での即断ポイント】
「原点の縮尺係数は0.9999」という数値は測量士試験の極めて重要な定番知識である。これを1.0000とする記述は必ずひっかけを疑う。
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