【測量士】過去問準拠 予想演習 問074 解説|思考ルート
地理院地図などのインターネット配信で広く利用されているウェブメルカトルタイルシステムに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
※本問は、過去の出題傾向・頻出論点をAI分析して作成した「過去問準拠の予想演習問題」です。
予想演習 No.074
地理院地図などのインターネット配信で広く利用されているウェブメルカトルタイルシステムに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
選択肢
ウェブメルカトルタイルシステムでは、地球を回転楕円体ではなく半径約6,378キロメートルの真球とみなし、メルカトル投影を適用して正方形のタイル画像に分割して配信している。
タイル分割におけるズームレベル z が1段階上がるごとに、地球全体のタイル総数は縦横それぞれが2倍になり、全体のタイル枚数は2倍に増加する。
ウェブメルカトル図法は正角図法であるため、赤道から高緯度地域へ向かうにつれて面積の拡大率だけでなく角度や形状のひずみも著しく増大する。
極域における極端な面積拡大や無限大の発散を防ぐため、北緯90度および南緯90度の極点までを完全に網羅してタイルデータが作成・配信されている。
正解と解説(思考ルート)
【正解】 選択肢 1
■【設問の意図と背景】
ウェブメルカトル図法の数学的前提(真球近似)とタイル配信システムの構造に関する正確な理解を問う。
■【正解の根拠とメカニズム】
ウェブメルカトルでは計算の簡便性とタイルの継ぎ目の整合性を確保するため、地球を回転楕円体ではなく球体(正球)と仮定してメルカトル投影を行い、ズームレベル z に応じて全体を 2のz乗 分割してタイル化している。
■【各選択肢の徹底検証】
・選択肢1:真球とみなしてメルカトル投影を行いタイル分割しており、これが正しい。
・選択肢2:ズームレベルが1上がると縦横が2倍になるため、総タイル数は4倍(2の2乗)になり誤り。
・選択肢3:正角図法であるため角度や形状は保持されるが面積が拡大するため誤り。
・選択肢4:極付近は無限大に発散するため、通常は北緯85度超・南緯85度超は配信対象外であり誤り。
■【本番での即断ポイント】
ウェブメルカトルは「真球近似」「ズームでタイル数が4倍(縦横2倍)」「極付近は対象外」の3点が試験の重要ポイントである。
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